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間柄 正明*; 篠原 伸夫; 初川 雄一; 塚田 和明; 飯村 秀紀; 臼田 重和; 市川 進一; 鈴木 敏男*; 永目 諭一郎; 小林 義威; et al.
Radiochimica Acta, 72, p.39 - 43, 1996/00
タンデム加速器でU(C,5n)反応により生成するCfの壊変特性について放射化学的手法を用いて研究した。Cfは1950年に発見された最初のカリホルニウム同位体であるがその後の研究にもかかわらず-、EC壊変様式の詳細は明らかではない。本研究ではCfを迅速イオン交換分離法により核反応によって多量に生成する核分裂生成物から分離、精製を行い、その-、x-、-線の測定を行った。Cfの線とEC娘核種のBkの線の測定より/EC分岐比を実験的に求めた。さらに線の精密測定によりその微細構造を得てこれにより-壊変の娘核種Cmの慣性モーメントを求めそれに基づいてCmの基底及び励起状態のニルソンレベルを決定しCfの壊変様式を得た。